予防注射やリレンザの使用で眠気はある?

患者を診ている医者

インフルエンザを予防する方法として、ワクチンによる予防接種やリレンザなどの抗インフルエンザウイルス薬の服用が挙げられます。
ワクチンには毎年の流行を予測して冬季に作られることが多いですが、毒性を抜いた不活化のウイルスを利用しており、体内に注射することで、ウイルスに対する抗体を作ることができます。
その過程で、ワクチンに免疫系が反応して寒気や頭痛、全身の倦怠感などが見られますが、眠気といった症状は報告されていません。
2~3日ほどで症状は治まりますが、2週間以内に発熱や頭痛、けいれん、運動障害、意識障害といった反応が強く出ることが報告されています。
ただし、これらはワクチンに反応するもので、いずれ治まるようになっており、眠気もまたこの状態から発生することはありません。
同様にリレンザでは副作用で不眠症となる報告は出ていますが、眠くなるなどの問題は起こらないようです。
もし眠気が起こった場合は、ワクチンに反応した体のだるさか、単なる不眠による眠気かもしれません。
また、眠気を引き起こす薬を併用している場合は、リレンザとの相乗効果が出て、強い眠気を誘う可能性はあります。
しかし、リレンザでは服用してから血中濃度に到達するまで約1.6時間かかるとされており、寝る前などに服用すると眠りを妨げられるといったことがあるようです。
どちらにしても眠気に関する報告は出ていませんので、仕事や学校の合間にリレンザを使用したり、予防注射を受けることに問題はないようです。
しかし、インフルエンザによる高熱で体が疲れている場合はその限りではなく、異常な眠気を引き起こすこともあるので、動き回らずに安静にして眠るようにしましょう。